中学生のお客様から、歯列矯正を始めたばかりで痛み止めをとの相談を受けた。
この手の相談は大抵、本人を連れないで親だけが買いにいらしたり、本人と思われる人が来たとしても特に相談されることなく買われるので、無意味に嬉しくなってしまった。
歯列矯正は始めが一番痛いはずなので、もう15歳とのことから『バファリンプレミアム』を案内し、後で『バファリンA』や『イブA』などに 乗り換えてみるようお話して、『バファリンプレミアム』をお買い上げいただいた。
ただ、矯正歯科では鎮痛剤を処方してもらえず、市販薬をとの指示をされたようだが、もう一度相談してみるようにも勧めた。 歯列矯正は保険が適用されないから処方されなかったのかもしれないが、最初の方は強めの鎮痛剤に面倒を見てもらったほうが良いかもしれないから。
私も、顎関節異常症の治療をする前の準備段階としての歯列矯正で痛い思いをしたんである。
お客様から咳の相談を受け、1週間前くらいからで、発熱などはせず喉も痛くないとのこと。
夜中に咳き込むというから、熱が上半身に篭っていると考えられるため、『五虎湯』と咳中枢に直接働きかける『アネトン せき止め錠』、それと『ブロン錠』を案内した。
痰が絡むことも無いそうなので、『ブロン錠エース』などの去痰剤の入った物は必要ないと思われることをお話して、『ブロン錠』をお買い上げいただいた。
あえて、不要と思われる薬のことも紹介しておくのは、そういうお話をするとお客様が言い忘れていた症状を思い出して追加情報を得られることがあるし、また、お客様への頼りにしてくださいねアピールでもある。
乾燥性の咳ではないとはいえ、咳以外の症状がないとなると逆流性食道炎を起こして周囲の神経が反応しているケースも考えられる。
だから、咳が出ている間は、養生として胃に負担をかけないための消化の良い食事をするようお勧めした。