育児疲れを感じたら

 お客様が『 ルキノンエース錠V』と『ストナデイタイム』を一緒に購入されるので、 併用することはないと思うものの念のため、喉の痛みが主訴の時には前者を、鼻水が主訴の時には後者をと伝えた。
 すると、案の定、どちらも喉の痛みに使うつもりだったそう(^_^;)

 『バイシンUV』を購入されるお客様に、作用機序は血管を細くして血流を滞らせることで充血を目立たなくさせるだけなので、使いすぎないようにお話ししたところ、朝に充血し痒みも伴うというので、病院を受診してみるよう勧めた。
 充血するだけで痒みなどが無ければ心配はいらないのだが、痒みというのはいわば弱い痛みなので何か異常が起きている可能性が否定できない。

 疲労対策の棚を見ているお客様に声をかけたところ、『パワーアクトゴールドα』に興味があるようだったので、似た処方内容の『キューピーコーワゴールドαプラス』との比較を説明した。
 後者にプラスされているのは、血流を良くする当帰が入っていることで、栄養は血液で運ばれるため、栄養を補給しただけでは疲れが取れない場合に向いている。
 また、赤ん坊をおぶっていたので、上半身の疲れなら『パワーアクトEX』も候補になることを伝えた。
 すると、特に寝つきが悪いと言うので『柴胡加竜骨牡蛎湯』を案内したうえで、子供の面倒で夜中に起きなければならない場合を想定して『加味帰脾湯』も紹介し、疲労が強い場合には『人参養栄湯』も候補として挙げた。
 特に『加味帰脾湯』は、夜勤の看護師やタクシーの運転手さんにも使っていただいているものである。
 本日は、『パワーアクトゴールドα』をお試し頂くことになった。
 それと、入浴は子供と一緒とのことだが、可能であれば一人で入り直すよう勧めた。
 やはり、風呂はリラックスタイムであるべきなのだ。

以下の記事も読まれています。


 
登録販売者から一言 壱の巻 登録販売者から一言 肆の巻「おくすり手帳と個人情報の使い方」 市販薬購入前チェックシート