子供連れのお客様が来店し、子供に虫刺されのパッチを選ばせて『ヒドランパッチ』をレジに持ってきた。
……子供の好みで、薬を買わないて下さい(;´Д`)
一応お客様に、他の『ムヒパッチA』や『マキロンかゆみどめパッチP』とでは成分が違い、症状によって使い分けることを説明した。
この三種の中では、『ムヒパッチA』が一番弱く、かつ標準的な物で、痒みが強い場合には『ヒドランパッチ』が痒み止めを重ねており、痒みではなく炎症が強い場合には抗炎症剤を加えてある『マキロンかゆみどめパッチP』の出番となる。
改めてお客様が選び直し、『マキロンかゆみどめパッチP』をお買い上げいただいた。
お客様が『ムヒパッチA』をレジに持ってきたさいに、同種では一番効き目が穏やかなことを伝えると、幼児の虫刺されで、赤みも痒みも強いというお話だった。
3種類の成分の違いを説明すると、アトピー性皮膚炎に病院で処方されたステロイド剤が家にあるそうで、銘柄を覚えていらしたので調べたところ使えそうに思える。
そのステロイド剤は背中に塗っているとのことだったが、しかし少ししか背中に塗っていないという。
どうもステロイド剤を極端に怖がってしまっているようで、皮膚炎は炎症を早い段階で抑えることが大事なことをお話しして、炎症の強い虫刺されにも使えることを説明した。
そのうえで、『マキロンかゆみどめパッチP』をお買い上げいただいた。