お客様ご自身が『パブロン鼻炎カプセルS小児用』を選んでレジに持ってきたのだけれど、会計する段になって「眠くなりにくい物を」とリクエストされた。
それなら、選ぶ前に相談すれば良いのにとも思ってしまうが、やはり不安になって要望を伝える気になったのかもしれない。
子供のためなのだから、そういう労力は掛けてもらいたいところ。
小学校高学年で、主訴は鼻水、体質虚弱という事は無いそうなので『小青龍湯』を勧めて、そちらに変更となった。
キュウリが大好きというお話から、症状が出ている間は避けて、食材の方は思いっきり根菜類に偏らせ、お風呂には半身浴で遊ぶくらい長めに入るようにお話した。
鼻炎は、内臓を温めるのが肝心要。
やや高齢のお客様から痰と咳の相談を受けた。
喘息があり吸入器を使用しているそうなので、影響しない物として上半身の乾燥を取り除いて潤す『麦門冬湯』と、神経を緩めて気管支を拡げる『半夏厚朴湯』を紹介した。
今回は、痰の方に焦点を当て『麦門冬湯』をお買い上げ頂いた。