友達から、生理痛の薬を頼まれたというお客様。
しかし、その友達が今まで使っていた薬は不明で、「胃に優しいものを」と注文されたため、主成分のアセチルサリチル酸(アスピリン)の吸収を助けて、胃粘膜への直接的な刺激を抑える制酸剤が入っている『バファリンA』と、2つの鎮痛成分が配合されていて胃粘膜を保護する成分も加えられた『バファリンルナi』を案内した。
また、生理痛に限定するのであればと、鎮痛剤に子宮の痙攣を抑える成分を配合した『エルペインコーワ』も紹介してみた。
お客様は、そこまでは関心が無さげで『バファリンルナi』を購入された。
人に薬を頼む場合には、その人の関心が薬の選択を左右するから、その辺を良く考えて頼んだほうが賢明だと思う。
今回紹介した『エルペインコーワ』も、もしかすると本人は選ぶかもしれず、頼まれた人がその情報を自分に伝えてくれるとは限らないから。
『マキロン』を購入するお客様に、傷口が疼く場合には『デシンA』の方が向いていることを伝えると、ご主人が釘か何かに引っ掛けて怪我をしてしまったとのこと。
それなら消毒薬よりも抗生物質の軟膏の方が良いことと、もし消毒をということであれば患部に固着する『オロナインH軟膏』が向いていることを説明した。
すると、家に『ケアリーヴ治す力』があるというので、患部が深くなく、まだ乾いていないなら使えることをお話しして、本日のところは消毒薬の購入は取りやめとなった。
ただ湿潤療法の説明をしている時に、カサブタができたら剥がしたほうが良いかと訊かれたので、カサブタの下の体液が患部の修復に重要なことを説明し、自然に剥がれるまで保護するよう伝えた。