外用消炎剤の棚で迷っていたお客様が『ハリックス55EX』をレジに持ってきたさいに、鎮痛剤としては弱いことを伝えると腰痛で、仕事で重いバッグを持つことが原因に思い当たるということから、鎮痛と浸透力に勝るフェルビナク製剤を案内し変更となった。
仕事が、原因となると繰り返す可能性があるため、内服薬として『疎経活血湯』を紹介した。
外用消炎剤の棚の前で電話で話されているお客様から、「温感」とか「冷感」という声が聞こえてきたため気にかけていたところ、『ハリックス55EX温感』をレジに持ってきた。
念のためヒアリングしてみると、ご主人が腰痛と肩痛と背中痛と膝痛に、膝のむくみなどがあり、頼まれたとのこと。
そして、他の病気で病院に通っており、処方されている内服薬があるということだった。
サリチル酸製剤の『ハリックス55EX温感』は問題無いと考えられるものの、病院に通院していながら市販薬を求めるお客様の中には、それが危険を伴うことを理解されていないことがあるため、ご主人に電話してもらい処方されてる薬を調べてみたら狭心症の薬で、効能には筋肉をほぐす作用もあることが分かった。
各部の痛みについては、科目が違うからと担当医に相談はしていないというため、痛みが病気と関係している可能性や、薬の副作用ということも考えられるので、担当医に相談するよう勧めたうえでお買い上げいただいた。
あと、腰痛や関節痛には『疎経活血湯』を、膝のむくみには『防已黄耆湯』を紹介しておいた。