ドラッグストアーをはしごして確かめるのもアリ?

 夫婦のお客様が来店し、現代薬と『麦門冬湯』のハイブリットである『パブロン50』を手にされていたが、「鼻水」と聞こえたので声をかけて、適応しないことをお話ししたところ、患者はご主人で鼻水は透明であり喉の痛みはそれほどでもないということから、『葛根湯』でも対応できそうなことを伝えた。
 すると、他のドラッグストアでも『葛根湯』を勧められたものの買わなかったそうで、同じ物を勧められたのを驚いていた。
 どうも『葛根湯』が鼻水に効くイメージが無かったようで、一応は上半身を温める物であることを説明したうえで、より鼻水に効く『小青竜湯』を紹介すると購入を決められた。
 『スパークユンケル』に興味を持たれたが、今回は風邪ではないかあるいは風邪の初期と考えられるため、栄養ドリンクは余計な負担になる可能性があるので、使うならノンカフェインの『新ヒストミンゴールド液』をと紹介した。

 やや高齢のお客様が咳止めを求めて来店したのだが、高圧的な物言いをされる方でヒアリングに苦労した。
 とにかく命令口調で人の話を聞かないため、相槌を打ちながらなんとか聞き出したところによると、咳は止まらないほどではなく、漢方薬には興味があるようなので『麦門冬湯』を紹介した。
 しかし、タバコを吸うと分かったため、『ダスモック』(清肺湯)を勧めてお買い上げいただいた。

 以前に、高齢の親のインキンタムシで相談をされたお客様が再び来訪し、『ダマリンL』が効果があったという。
 太ももの症状は治ったようだが、インキンタムシだとすれば症状が治った後も継続することが必要なため、追加の『ダマリンL』をお買い上げいただいた。
 改めて病院の受診を勧めてみたが、とにかくご本人は病院を嫌がるとのことだった。
 お客様にはお礼を言われたけど、困ったものですな(^_^;)

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