科目の違う医師にもそれぞれの症状は伝えましょう

 やや高齢のお客様が来店し、ご本人は虫刺されとおっしゃっていて虫刺されの薬を求められたが、背中一面が痒いと言う。
 痒みが強いようなのでステロイド剤を提案したところ、以前に病院から処方された『リンデロン』が家にあるというので先に使ってみるようお話しした。
 ただ、『リンデロン』にも種類があるため、おくすり手帳持ち歩くよう勧め、 本日はお帰りになった。

 やや高齢のお客様から『Saiki』のローションを見たいと言われたので案内したが、両腕の痒みにいくつかの病院を周りステロイド剤も処方されているとのこと。
 担当医からは長くステロイド剤を使っているため一時中止をする話が出ているため、『Saiki』を試したいようだったが、それこそ担当医に相談してみてはとお話しした。
 確かに『Saiki』は、痒み止めの入った保水治療の薬ではあるけれど、ステロイド剤を使うほど痒みが強いとなると虫刺されの薬ほどにも効かないと思われる。
 また、寝つきが悪いというお話があったので、肝臓を傷めているのではとお話すると、以前に薬の副作用で患ったことがあるということだった。
 肌の症状と合わせて『当帰飲子』を紹介してみたが、漢方に詳しい医師にもかかっているというので、 やはり相談してみるよう勧めた。
 そして、どうやら科目の違う先生にはそれぞれの症状を伝えていないようなので、ちゃんと伝えることで医師間の連携もできる可能性があるということを伝え、本日はお帰りになった。

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