お客様が『ハイチオールC』を求めて来店したが、顔の肝斑雀卵斑(かんぱんじゃくはらん)に使うようなので、『ハイチオールBクリア』の方が適応しそうなことを説明して案内した。
肝斑雀卵斑というのは要するに、シミ(肝斑)とソバカス(雀卵斑)のことなんですけどね。
どちらも色素沈着というのは同じなんだけど、シミは加齢やホルモンバランスの崩れによるもので、ソバカスは成長期に皮膚の成長の歪みが原因と考えられ、一般的には紫外線の影響で悪化するとされる。
お客様には、皮膚の材料の補給とそれを運ぶ血流が大事ですとお話しして、豚汁などの根菜を用いた温かい食事の工夫と入浴が必要なことを伝えたうえで『桂枝茯苓丸加よく苡仁』を紹介した。
ただ、長いスパンでの治療が必要であるため専門医の受診勧奨をしたしたうえで、本日は『ハイチオールBクリア』をお買い上げいただいた。
体のケアを日常生活で行なうのは難しいから薬を使うというのは一つの手であるが、自分に何が努力できて何を薬に任せるのかの選択も必要なことを伝えた。
正直、肝斑雀卵斑の治療を薬だけというのも、難しいんである。
『ベンザブロックS』をレジに持って来たお客様に症状を尋ねると、透明な鼻水で他に症状は無いということから鼻炎薬を提案したところ、『パブロン鼻炎カプセルSα』に変更となった。
透明な鼻水は内臓の冷えと考えられ、上半身を厚着するのではなく、長めに入浴したり温かい飲み物を積極的に飲んで、下半身は厚着するよう勧めた。