お客様が『柴胡桂枝湯』をレジに持っていらして、嘔吐と下痢をしている高校生に適用するか訊かれたので、最適ですとお答えした。
ただ、現に吐いているとなると、一包を普通に水で飲んでも吐いてしまうと考えられるため、小皿にお湯で溶いてスプーンで少しずつ舐めるように服用する方法を教えた。
口内炎の棚を見ていたお客様から、口唇ヘルペスの薬を探してると言われたので、置いていないことを伝えた。
二日ほど前から痛み、患部を舐めていたら広がってしまったようだという。
いつもなら近くのドラッグストアを紹介するところなのだけれど、もう薬剤師さんが帰ってる時間だったので役に立てなかった。
せめてもと、炎症を抑えるためには口と胃は繋がっているから、胃を休めた方が良いので消化の良い食事をするようにと伝えた。
何かというと私は「消化の良い食事を」といつも同じことしか言わないと思われるかもしれないけど、それだけ大事なんである。
極論すれば、バランスの良い食事以前に内蔵に負担をかけないことの方が病気に対抗でき、また未然に防ぐことができる。
そして、そんな簡単なこともできないのが人間なんである。
だから、繰り返し繰り返し何度でも同じことを言う。
ええ、できないのは私なんですけどね、晩酌がやめられない(;´Д`)