お客様から、『イソジンうがい薬』と他社のうがい薬の違いを尋ねられ、後者にはグリセリンなどが添加されていることを説明した。
おそらくグリセリンが入っているのは、保水性と粘性があるからだと思われるが、無添加信者の人は許せなかったりするのだろうか。
それはともかく、お客様が痛むのは喉の奥だと言うので、胃炎の可能性をお話しして『麦門冬湯』を紹介するとともに、うがい薬も刺激物のため抗炎症剤のアズレン製剤を使うことを提案し、『アズリーとのどスプレー』と『パブロントローチAZ』を案内したところ、『パブロントローチAZ』をお買い上げいただいた。
また、インフルエンザでのマスクの効果を尋ねられたので、マスクの効果は感染を防ぐよりもむしろ、口腔内の湿度と温度を上げてウイルスの動きを封じることにあると説明した。
そして、うがいよりもこまめに水を飲んでインフルエンザウイルスを胃に流し込んでしまった方が倒せることを伝えた。
お客様からは、「昔と違うんですね」と言われたけれど、今したお話も20年後には変わってるかもしれない。
夫婦のお客様が来店し、ご主人が鼻づまりとのこと。
病院で副鼻腔炎と診断されており、処方薬を使い切ったため漢方薬を試してみようと思ったそうなのだが、処方薬の内容は分からなかった。
漢方薬といえども、漢方薬同士はもちろん現代薬との飲み合わせは気を付けなければならないので、 処方されてる薬の情報は欲しいところ。
お客様自身は『荊芥連翹湯』と『チクナイン』(辛夷清肺湯)を比較していたが、鼻汁が喉に落ちてくるようだというので、胃の不具合も関係することをお話しすると、思い当たるようだったことから、後者をお勧めして使っていただくことになった。
子供にと『ムヒこども鼻炎シロップ』も購入されるので鼻水の色を確認すると透明とのことから、内臓の冷えの可能性を伝え、下半身を特に温めるよう勧めた。