若いお客様が『紫雲膏』を購入されるので、念のため服に色がつきやすいことを伝えたところ、使ったがことがあるとのことだった。
若い人で『紫雲膏』を使うとは、なかなか渋い選択である。
主訴は臀部の痒みで、症状は1ヶ月ほど前からとのこと。
入浴の状況を尋ねたところ一人暮らしでシャワーで過ごしているということから、体を洗う時などにシャワーに背を向け腰回りに重点的に浴びるよう勧めた。
皮膚を治すための材料は血で運ばれるから、やはり患部周辺の血行は大事なので。
やや高齢のお客様が『アネトンせき止めZ錠』を購入されるさいに症状を尋ねたところ、咳にいつも使ってるというので、症状が治まってきたら継続使用しないように気をつけてと伝えた。
また『アネトンせき止めZ錠』が効くのは神経に作用するからで、それにより体の保水機能が落ち体内が乾燥して咳になるケースもお話しして『麦門冬湯』を紹介した。
養生としてキュウリやトマトといった夏野菜を避けるようを話したところ、トマトが好きだそうなので、少なくとも症状が出ている間だけは控えるよう伝えた。