発熱時の冷却シートと水枕の使い分け

 お客様が『パブロンキッズかぜシロップ』をレジに持ってきたが、6歳の子供が鼻水と咳ということで主訴以外に熱などは無く、酷いのは鼻水だけというお話から『ムヒのこども鼻炎シロップS』の方を勧めた。
 こちらには解熱剤が入っていない代わりに咳止めも一緒に入っているので、余計な物が入っていない分だけ体力の消耗を抑えられることを説明し、お買い上げいただいた。
 鼻水の方は透明なようだから、お風呂に長めに入るとか温かい物を飲むなどして内臓を温めれば改善する可能性が高いことも伝えた。

 冷却シートを求めて来店したお客様に売り場を案内しながら、38度以上になるようなら水枕を使いようにお話した。
 すると患者は6歳の子供とのことで、悪寒を訴えているか尋ねると悪寒があるようなので、その段階では本当に体を冷やすより冷却シートで対応するよう勧め、今回は『冷えピタ』をお買い上げいただいた。
 悪寒というのは風邪のウイルスと戦うために発熱の準備をしている段階で、そこで体を冷やしてしまうとジャンプをするためにしゃがんでいるところを蹴り倒すことになってしまう。
 すでに食欲は無いと言うので、無理に食べさせずインスタントスープで塩分と水分を取っておけば十分なことを伝えた。
 栄養をつけさせようと食事をさせると、消化をする方にエネルギーが取られて風邪と戦う力が弱まってしまうからだ。

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