やや高齢の常連のお客様から、病院で処方されている薬について友人から「副作用があるって聞いたと言われた」という相談を受けて調べてみると、『イコサペント酸エチル』だった。
こう言ってはなんだか、副作用があるどころかサプリメントの『オメガ3』と同じで、実のところ効くんだか効かないんだが分からないレベルの代物という医師の見解もあるくらい。
ただ、サプリメントにしろ医薬品にしろ、望む結果を主作用とするのなら、目的外の結果を及ぼすものは全て副作用ということになるので、まったく気にしないというのも困りものだけれど、気にしすぎるのも考えものだ。
そして幾つかの薬の成分を調べてみれば、重大な副作用の項目に「肝機能障害」などと書いてあるのは珍しくない。
なので、専門職でもない人から何か言われても、こうして相談に来ていただくのが一番ですと伝えた。
やや高齢の二人組の女性のお客様がいらして目薬を購入した後に、のどスプレーを注文され消毒型と抗炎症型があることを説明すると、後者の『アズリートのどスプレー』に決められた。
しかし、お会計のさいに喉の痛みは胃の不具合から起きることもあるため気をつけるよう伝えたところ、「いいの予防だから」と言われた。
抗炎症系の薬を先に使ったからといって、予防になるわけではないのだけれど……。
風邪をひく前に予防にと風邪薬を飲む人もいるものの、その発想が謎すぎて分からない(^_^;)
お客様から6歳の子供が唇の周りを舐めて荒れていると相談を受け薬を求められたが、ワセリンやリップクリームで充分なことをお話した。
むしろ唇の周りを舐めている理由の方が大事で、胃炎などを起こしていて体内が乾燥していたり、何か精神的なことにより、唇を舐める感触に癒されている可能性を伝えた。
また、季節の変わり目に多いと言うので、寒暖差のストレスということも考えられるため、食事との二段構えでの対応を勧めた。