やや高齢のお客様から、腰痛の相談を受けた。
いつからなのか尋ねたところ、数日前に転んで尻もちをついてからだという。
急性症状だからインドメタシンのパップ剤を案内したけど、それより何より病院に行くよう強く勧めた。
尻餅というのは言葉のニュアンスよりも、かなりの衝撃である。
体重の数倍の衝撃が、瞬間的に体の一部に掛かった訳で、転んで膝を打ったくらいの考えでは困るのだ。
その辺りを数倍に薄めてお話したところ、家族からはもっと強く言われたらしい。
それでしたら、うちの店に来る前に病院に行きましょうよ(;´∀`)
『ロートアルガードEX』を購入されたお客様に症状を尋ねたところ、目のかゆみと充血だとのこと。
以前に花粉症の時に使って効果があったそうで、早くも秋の花粉症かもしれない。
秋の花粉症は、あまり話題にならないため、まだまだ知らない人が多いのが困りもの。
たまに情報番組で少し触れたりするけど、健康番組で滅多に起こらない重篤な病気を、これでもかと恐怖番組よろしく煽り立てるくらいなら、日常で誰でも起こりえる花粉症の方を、もっと扱ってくれれば良いのに。
春の花粉症として杉花粉が多くの人に影響するのは、杉の木が高くて遠くまで花粉が広範囲に飛散するから。
一方、花粉症は本来は「花粉症」と言うくらいだから、どんな花の花粉でも起こりえる。
でもって秋の花粉症が目立たないのは、それこそ多くの草花が腰より低くて花粉が遠くまで飛ばないからという単純な理由。
つまるところ、自分の家の庭に咲いた花にアレルギーを起こすのは、その家の人だけだったりする。
あるいは、通学や通勤途中に通る公園や線路脇、それこそ他の家の庭に咲く花かもしれず、極めて限定的なため、春の花粉症のように一定の地域の人達が同じタイミングでとはならない。
だから、なおさら風邪による鼻炎や喉の痛みなのか、異物などによる目の痒みや充血なのかといった、他の症状との見分けがつきにくい。
店頭でも判断は難しいので、それこそお客様には自己判断せずに相談してもらいたいところ。
難しいだけに、相談されないで薬を買ってもらえる方が楽なんですけどね。
自分で買った薬が効かなくて、後からまた別な薬を買ってもらえると、売り上げ的に大変助かります( ̄ー ̄)ニヤリ