女性のお客様がピアスの近くの皮が少し剥けているところに抗生剤の『テラマイシン』を使っているとのことで、他に何か良い薬は無いかと尋ねられたが、特に傷口は無いようなので『テラマイシン』も必要無いと考えられることを説明した。
そして痒みがあれば痒み止めの薬を使うか、炎症を抑えるステロイド剤の入った物をと『クロマイP軟膏』を紹介した。
なによりも、皮の剥けたところは触るのが良くないので、手が肩より上に来たら意識して手を下すようにとお話しした。
自然治癒するはずなので、今回はお買い上げは無し。
『パブロン鼻炎カプセルSα』を購入するお客様から、『ロートアルガードクリアブロックEXα』の注文も受けた。
ご主人が花粉症で、まだ症状は激しくないそうだから、予防薬として『アレグラFX』と『アレジオン』を紹介した。
『パブロン鼻炎カプセルSα』などのは体がアレルギーに反応した後の症状を抑えるものだけれど、『アレグラFX』と『アレジオン』は体が反応することそのものを抑えるので、症状が激しくなる前がお勧め。
その代わり、症状が現れているときだけでなく1週間なら1週間、休まずに通して服用するのが効果的。
そして花粉症は、花粉を外的と間違えて攻撃して起きるものであり、それは体の防衛機構を担っている腸の機能が悪くなっているから。
そのため、長めの入浴をしたり下半身を厚着したりしてお腹周りを温めて腸の機能を整えると症状が軽減できる可能性があることを伝えた。
水絆創膏を求めてお客様が来店したが、傷口のある手荒れに使うというため『エキバンA』を案内はしたものの傷口にしみることを伝えた。
すると、今までは『オロナインH軟膏』を塗っていたという。
『エキバンA』も『オロナインH軟膏』も傷口を治す効能は無いことを説明し、『ヒビケア』を使っていただくことになった。
原因は台所仕事のようなので、ハンドソープなどを使わずに水道水を流しながらキッチンペーパーでこすり洗いをするよう勧めた。
キッチンペーパーを使って水洗いをすれば大抵の汚れは落とせる一方、手肌を守る皮脂を過度に洗い流してしまわずに済む。