お客様からカミソリ負けの相談を受け、患部が赤く腫れて傷口もあるようなので、まずステロイド剤と抗生物質の入った薬を使って、それから別の弱い薬や『ユースキンあせもジェル』などに乗り換えるよう勧めた。
どうやら今までは『オロナインH軟膏』を使っていたらしいけれど、あれは単なる消毒薬で傷を治す物では無い。
『クロマイP軟膏』と『ベトネベートNクリーム』を案内し、前者をお買い上げいただいた。
あと、いつもなる訳では無いそうだからカミソリ刃の劣化の他に、気候や体調も関係する可能性を伝えた。
疲れていると、皮膚もたるみがちで刃が引っかかりやすくなる。
それから、お客様がお帰りになってから気が付いたけど、もしかして逆剃りしてるんじゃなかろうか。
髭の流れと逆方向にすると深剃りできるけれど、それだけ皮膚を傷つけやすくなるため、メーカーでも推奨していない。
でも、そういう剃り方をする人がいるんだよねぇ。
ええ、私なんですけどね(^_^;)
お客様から防水の絆創膏を求められ売り場を案内したのだが、手の側面を怪我しており普通の絆創膏をエックス字に重ねて貼っていた。
そこで、防水タイプより普通の物で幅広の絆創膏を使って、手袋やサポーターで固定することを提案するとともに、怪我したばかりだと言うので湿潤療法も案内した。
しかし、実際に傷口を見せてもらうと案外と深く、重い機械が倒れてきたというので湿潤療法を撤回し、受診勧奨した。
ただ、病院に行けるか分からないと言うので患部を良く洗い、抗生物質と書いてある塗り薬を使うよう教えたところ、家にあるそうなので絆創膏のみ購入された。
患部を石鹸で洗った方が良いか訊かれたから水道水で充分と伝え、病院に行けない場合、内服の化膿止めの薬は市販されていないので、ネット通販で購入できる『排膿散及湯』を紹介しておいた。
もはや、病院には行かないなと思った次第(^_^;)