以前に喉の痛みで来診した際に、アズレンの『パブロントローチAZ』を案内したお客様が、効果があったとの事で、追加で買い求めにいらした。
ただし、今回の患者さんは御主人で、痰が喉に張り付く感じがして、去痰剤を服用しているという。
市販薬らしいのだけれど、名前は分からないという。
ううん、惜しい( ●´з`●)
そちらも相談していただければ、『麦門冬湯』を案内したのに。
一応、痰が喉に張り付くという事は、体内が乾燥していて水分が不足しているからで、これは水分を多く摂取しても体の保水力が落ちていると考えられるので、御主人に別な薬が適応すると思いますと伝えて下さいと、お話した。
体に保水力があれば、痰も水っぽくなって唾と一緒に排出しやすくなるのだ。
お酒について確認したら、ビールよりは焼酎が好きで、それも週に一度嗜む程度だという。
それは、良いお酒の愉しみ方ですね(・∀・)
私の方は、毎日のビールが止められなくてと口を滑らせて、笑われた。
『葛根湯』を購入されたお客様に念のため、喉の痛む風邪の時には『桔梗湯』を併用するか、『銀翹散』に変更する方法を案内した。
どうにも、「風邪の初期には葛根湯」のフレーズだけが一人歩きして、初期症状の喉の痛みに『葛根湯』を使われるケースが多いみたいなので。
『葛根湯』程度でも現在の症状とか用途について確認してもらえると良いのだけれど、『葛根湯』程度と思われてしまうのか、結構気軽に買われてしまい心配(;´・ω・)
今回は、まだ発熱は無く、頭重感がするようなので、むしろ「今すぐ飲んで下さい!!」というところ。
『葛根湯』で云う「風邪の初期」というのは、「発熱したら、もう遅い」だから。