成人の娘さんが喉の痛みを訴えているとのことで、のど飴を買いにお客様が来店。
しかし、詳しくお話を訊いてみると、のど飴を求めている理由は、授乳中だから薬は避けたいという。
ううん、のど飴だと期待するほどの効果は得られないかもしれませんねぇ。
すると、自宅には『葛根湯』があるという事と、38度の発熱があったと話された。
あっ、それじゃあ飲んだんですね。
ところが、服用しなかったそうな。
ズコーッ( ノ_ _)ノ=3
どうして飲まなかったのか知りたかったけど、訊き方によっては説教してるように受け取られかねないので、現在の症状を尋ねる事だけに専念。
熱は下がって、喉の痛みだけが残ったようなので、『駆風解毒湯』を案内して、お買い上げ頂いた。
あと、食欲はあるそうなのだけれど、発熱によってエネルギーを消耗した体が欲しがっているだけで、実際の胃腸の機能は低下している可能性があるため、食欲に任せて食べさせないようにとお話した。
風邪の後期に適応する『柴胡桂枝湯』を紹介はしたけど、今回は購入には至らず。
成人の娘さんの代理で、1歳児のオムツかぶれの薬を求めて、お客様が来店。
私としては定番の、『ポリベビー』と『ムヒベビー』を案内した。
どちらも、痒み止めの成分としてジフェンヒドラミンが入っていて、『ポリベビー』は油分があるためベタつくけど、それがオムツと擦れるのを防ぐと説明したところ、塗った後にベビーパウダーを塗ればサラサラになりますかと尋ねられた。
一瞬、何を言われてるか分からなかった(^_^;)
自分が『ポリベビー』を次郎の世話で使い慣れてるからベトつき具合がイメージできるけど、知らなければ、そう考えるかと理解。
見た目にかぶれている間は『ポリベビー』だけを塗って、患部が落ち着いてからベビーパウダーを使うように提案して、両方をお買い上げ頂いた。
お客様は、一人ひとり違う。
こっちは同じような説明を何十回何百回として、同じ商品を繰り返し販売していても、お客様にとっては初めての事。
気を引き締めないといけませんな(`・ω・´)シャキーン
ポリベビー 懐かしいですね。ホウ酸軟膏以降、安全で体中どこにでもつけられるので我が家でも万能薬でしたね。もう40年以上前のことです。ベタつきは大人の感覚。若いお母さん達にも教えてあげてください。
実は本部からの指示では、『ポリベビー』の取り扱いは中止という事になってるんですよねー。
使い勝手は良いのに。
そんな訳で、特別発注してます。