成人の息子さんのニキビの相談で来店したお客様から、肌用のビタミン剤について尋ねられた。
『ハイビタC』や『ハイチオールB』などが店頭にはあるものの、息子さんはガッシリ体型で日焼けもしているらしく、患部は頬骨の辺りに赤いニキビだというので、ビタミンの補給よりも、上半身の血流を良くして熱を発散した方が良いのではないかと提案した。
婦人病専用の漢方薬と思われがちだけど、『桂枝茯苓丸料加よく苡仁』は皮膚の材料になるヨクイニンも含んでいて、お勧めである。
とりあえず試して頂く事になり、お買い上げ。
それと、うちのお店には取り扱いが無いのですが、上半身をもっと冷やす『清上防風湯』と、化膿を抑える『排膿散及湯』という漢方薬もあるので、病院を受診して処方の相談をしてみる事も提案した。
この2つの漢方薬、なんとか仕入れルートが無いものか( ´Д`)=3
やや高齢のお客様が、頼まれ物という事で便秘薬を探しにいらしたのだが、特定の名称なのにメモは無いらしく困った。
近くのドラッグストアーでも見つからなったそうで、「錠剤なんだけど」というだけでは、どうにも手掛かりにならない。
頼んだ人は、まだ手元にその薬を持っているらしいという話から、名前だけではなく成分表示の部分もメモしていただくよう、お話した。
同じ処方の物が、別な名前で販売されているというのは、良くある事だから。
ほうぼうのドラッグストアーを巡っているらしく、なんだか気の毒。
日本は漢方薬の情報が多すぎますね。一般の方は漢方薬は中国と思ってますが、日本の漢方は日本だけのもの。中国では通用しません。ひとえに漢方メイカーさんの賜物と思います。言葉悪いですが、メイカーさんの小売店洗脳ご注意を。