お客様から、『ロートこどもソフト』と『ロートアルガードこどもクリア』の違いを質問され、基本的な処方は同じで後者の方がより痒みを抑えられることを説明した。
すると花粉症だけでなく水泳にも使えるか尋ねられたから、使えますと答えた。
また、無印の『ロートアルガード』との比較も訊かれたので、そちらは血管を収縮させて充血を目立たなくする効果もあることをお話した。
そしたら『ロートアルガードこどもクリア』を家族で一緒に使えるかとも質問されたため、睫毛が触れたりすると感染症が伝染る可能性があり好ましくないことをお話したところ、自分の分と二つ購入された。
そういえば同業者から、高校生だかが部活の皆で使うということで目薬を一つ買って行ったなんて話を聞いたことがある。
顧問の先生から頼まれたらしいのだけれど、目薬を使い回すなんていう怖いことはやらないでもらいたい。
それが顧問の先生の指示だとしたら、とんでもないことである。
お客様が『腎仙散』などを見ていたので声をかけてみたけれど、案内は断られた。
しかし、『腎仙散』をレジに持ってきてから改めて使用経験を確認すると初めてだそうなので、ファーストチョイスとして広く浅く便利に使える一方、疲労を伴う場合は『ボーコレン』(五淋散)、排尿時に熱感がある場合には『竜胆瀉肝湯』が適応することを説明すると、疲労感があるというので『ボーコレン』に変更となった。
また、膀胱炎の薬を買うこと自体が初めてだというため、前に使った薬が次も合うとは限らないため、症状によって使い分けるよう伝えた。
まぁ、迷ったら 『腎仙散』はやはり使いやすいし、病院でも処方される『猪苓湯』もまたファーストチョイスとして候補になる。