スマホアプリの翻訳機能の出番なのに

 黒人のお客様から、ヒゲ剃り後にピリピリ痛むという相談を受けた。
 日本語が話せるからといって、意思の疎通が出来るかというと、そうではないのが困りモノ。
 私の方も英語は中途半端なもんだから、英語でも日本語でも通じないという事に(^_^;)
 一応、顎の下などの肌が荒れているのは見た目でも分かったから、ヒゲ剃り後に使用するローションやミルクを案内してみると、もう少し治療よりの物を希望されたようなので、『エンクロンローションEX』を紹介してみた。
 しかし今度は価格がネックになるらしく、『オロナインH軟膏』を提案したが、ベトつく軟膏は嫌であるらしい。
 最終的には、病院に行ってみるよう勧めて、「ソウデスねー」と帰っていかれた。
 たまに、中国語とかアラビア語なんかにも遭遇するんだけど、対応しきれずもどかしい。
 こういう時こそ、スマホアプリの翻訳機能の出番なのに、個人のスマホは業務中は持ち込めないんだよなぁ。
 それならそれで、業務用の端末をお店で標準装備してくれないものか。
 家に帰れば、外国人ともネットの翻訳サービスを介して、チャットで会話してるのにネー(*´・ω・)(・ω・`*)

 成人の娘さんが階段で転んだそうで、打ち身の湿布をとお客様から求められた。
 体の複数箇所を打ったらしく、急性でもあるのでインドメタシンの『ハリックスIDプラス』を案内し、お買い上げ頂いた。
 ただ、転んだ状態が詳細に分からないため、一週間程度は経過を観察して、痛みが治まらない部位があるようであれば、病院に行くようお話した。
 本当は、うちのお店に来るより先に病院に行ってもらいたいくらいで。

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