お客様が『新ビオフェルミンS』を求めて来店し、比較として納豆菌の入った『ザ・ガード整腸錠ααα+』も紹介してみた。
患者は成人の娘さんで主訴は便秘らしく、今回は『ラクトファルミンS』を購入されたのだが、お会計時になってから、コロコロ便という話が出たためストレス性の可能性をお話して『桂枝加芍薬湯』も紹介したところ、お客様自身は最初が硬いと言われるので、それは水分代謝が上手くいってないと考えられることを説明した。
説明しているうちに信用してもらえたのかな。
だとするとそれは嬉しいことだけれど、できれば早めに情報を添えて相談して欲しくもある(^_^;)
また、乳酸菌は相性があるためメーカーを変えるのも一つの手で、一番相性が良いのは家付きの物だから、家で漬物を作るのが良いことを伝えた。
それから洋式便器での排便の姿勢を前屈みにすると、和式のスタイルに近くなり便の通りが良くなることも説明した。
人間、立ちションはできても立ち糞(下品でスマソ)は難しい。
肛門近くの直腸は直立した状態だと蓋が塞がるような構造になっており、前屈みになると蓋が開いた状態へと変わる。
だから便意を我慢したい時にはお腹が痛くても背筋を伸ばして、お能のように摺り足で歩くのが良いし、便秘気味の時には床に足台を置いたり前方の壁に足先を掛けたりして足の方を高くするか、膝に胸が付くくらいにまで前屈みになると便が通りやすくなる。
やや高齢のお客様から水絆創膏の『エキバンA』を求められたのだが、指先の割れに使うというため、傷口にしみるのと治す物ではないことを説明し、『ヒビケア』と『ケアリーブ指先』を使うことを提案した。
しかし、絆創膏を貼っておくのは不恰好で嫌といのことで『エキバンA』を購入され、「ここで試してみるわ」と開封して塗ってみせ、「確かにしみるけど、これくらいなら大丈夫!」と笑顔で帰っていかれた。
使ったことあるけど、痛くて飛び上がりそうになりましたよ私は(;´Д`)←痛いの苦手
お客様から3歳児の咳と鼻水に何か薬が必要か尋ねられたのだけれど、よくよく訊いたら病院で風邪に何か薬を処方されたそうで、だけど内容が不明なのと、連れている本人が元気そうな様子だったため、不要と考えられることを説明したうえで咳止めに『麦門冬湯』のみを紹介した。
そして、発熱により内臓が熱を持ち肺が乾燥してる可能性をお話して、消化に良い食事をさせるよう勧めた。
また、鼻水は逆に胃腸が冷えている可能性があり、だからこそ体が無理に熱を出そうとしているとも考えられるため、温かい物を積極的に飲ませるよう伝えた。
人間の体は機械じゃないから、狙った場所だけをピンポイントで温めることができないため、特定の場所が冷えたとしても広範囲を温めて、全体が発熱したり熱が体内に篭ったりするのだ。