『アレジラスト10』を持ってきたお客様に使用経験を尋ねると、初めてのうえ即効性を求めているというお話だったので、主成分がエピナスチンのやフェキソフェナジンの物は、発症する前から服用する予防薬としての運用が効果的なことを説明した。
一般的な鼻炎薬で眠くなったか覚えていないとのことから、メキタジンの『ロートアルガードチュアブル』を勧めて、お買い上げいただいた。
それから、花粉症は体の防衛機構を担う腸の異常が原因でもあるため、お腹周りを温めて腸内環境を整えるようお話した。
お客様から『ドリエル』を求められ、売り場を案内しつつ鼻炎薬で眠くなったことがあるか尋ねると、覚えていないとのこと。
『ドリエル』は抗ヒスタミン薬の副作用である眠くなることを利用しているため、鼻炎薬で眠くなったことが無いようだと、あまり効かない可能性があるのだ。
お客様は、寝つきが悪いというよりも眠りが浅いとのこと。
となると、睡眠補助剤の『ドリエル』は適さない。
『ドリエル』は寝つきが悪い場合に向いていて、そのうえ目覚めても頭がボーッとしてしまいがちだから、運用には注意が必要だ。
そして中途覚醒は無い一方で疲労感はあるようなので、胃が弱っている可能性をお話し、『加味帰脾湯』を紹介したうえで『ドリエル』をお買い上げいただいた。