夫婦のお客様が、他のお客様の会計をしているレジ台に自分たちが買う商品を置いて、さらにそのまま他の商品を探しに行くという、ちょっと図々しくて困った。
『パンシロンキュアＳP』と『キャベジンコーワα』を一緒に購入されるので、併用するのか確認すると併用はしないものの、同じ人が服用するという。
『キャベジンコーワα』を服用するならば『パンシロンキュアＳP』は処方が似ているから片方は不要に思えるし、この手の胃薬は常用すると塩分の摂り過ぎになり、腎臓の負担にもなるので注意するよう伝えた。
特に若いうちは大丈夫でも、六十歳を超えたら気をつけて下さいとお話ししたら、明らかに若いのに「えっ!? アタシ六十!!」と冗談を言うので、こちらも大げさに驚いて見せた。
疲れるゥ( ´Д｀)=3
お客様が『スットノーズα点鼻薬』を持参され、『スットノーズＺプラス点鼻薬』でも良いか質問を受けたので、鼻の炎症が強くなければ『スットノーズα点鼻薬』で十分と説明したところ、「花粉症のような？」と訊かれたため、「そうです」とお答えした。
主訴は鼻づまりで、患者は家族であるらしく、鼻汁が喉に落ちてくるかは不明とのことだったが、その場合は胃が弱っていると考えられることを伝え、鼻づまりは下半身が冷えて熱が上半身に昇り篭ってしまうのが原因の一つでもあることを、お風呂のお湯が上は温かく下が冷たいことがあるのを例に説明した。
本人は入浴はしているそうなので、のぼせないよう工夫したうえで長めにすることと、暖かい季節でも温かい物を飲むよう勧めた。
それから、寝る時に鼻が詰まって苦しいようであれば、首の片側の頸動脈を押さえると反対側の鼻は通るようになることを教えた。
体を横にして、枕に頭を乗せるのではなく首を乗せるようにするのが良い。
