お客様が、『バファリンA』と『バファリンプレミアム』を比較して迷っているようだったので案内を申し出たのだけれど、断られた。
しかしその後も長考されていたため、成分は別物であることと、痛みを伝えるホルモンと胃を保護するホルモンは同じだから、それを抑えるイブプロフェン製剤の入った『バファリンプレミアム』の方を服用するさいには、消化に良い食事をすることが大切ですと説明した。
『バファリンプレミアム』の購入を決められ、お会計しながら症状を確認するとズキズキするタイプだと言うので、胃の不具合が関係すると考えられることを伝えた。
一方、頭が重かったり締め付けられるタイプは血圧が関係することをお話しすると、頭痛と肩こりとの関係を訊かれたので、緊張型の頭痛では温めるのが良いとお話して『葛根湯』を勧めると家にあるとのことだった。
上半身を温める『葛根湯』は、家に置いておくよりも冷房対策に持ち歩くよう勧めた。
お客様から、帰りには満面の笑みでお礼を言われた。
奥様を亡くされたばかりの常連のお客様が来店し、ドリンク剤を購入されるときに、風邪をひいたようだとのことで、夜中に体の節々が痛んで目が覚めるというため『麻黄湯』を案内してお使いいただくことになった。
麻黄の主成分であるエフェドリンを心配されたことから、1回の服用量を減らすか1日の服用回数を減らして様子を見てみるよう勧めた。