外国のお客様が『ナリピタン』を求めて来店したけれど、うちの店には置いておらず症状をヒアリングしようとしたところ、高齢の親が使いたがっているというため、近所の別なドラッグストアに連絡して引き受けてもらうことになった。
『ロキソニン』を求めて来店したお客様に、近くで扱っているお店はあることを伝えたうえで、化学構造式の似ているイブプロフェン製剤を提案してみたが、すぐにお帰りになった。
そのため、症状のヒアリングはできなかった。
『ロキソニン』を求めて来店したお客様に置いていないことを伝え、イブプロフェン製剤での代用を提案したところ興味を持たれたので『イブA』と『バファリンルナi』を案内した。
そして重い感じの頭痛と生理痛の両方に使うつもりだと分かったので、生理痛には薬を使い分ける方法もあることをお話して、専用薬の『エルペインコーワ』も紹介した。
生理痛は子宮が活発に働くから起きると考えると『エルペインコーワ』は鎮痛薬に、いわば内臓の働きを悪くする成分を加えてあり、それによって生理痛を軽減するのだ。
ただし漢方的には、血流の悪さや水分代謝の異常なども絡んでくるので、生理の時にどんな随伴症状があるかによって対処は変えた方が良い。
血流が悪く疲労感も伴う場合には『当帰芍薬散』が、のぼせやすく体力がある人には『桂枝茯苓丸』というようにである。
今回は『バファリンルナi』をお買い上げいただいたけれど、重い感じの頭痛は血圧が関係する可能性があるため受診勧奨した。
これもまた漢方薬としては、『釣藤散』が候補になる。
初めから鎮痛薬という相談であれば、そこまで踏み込んでお話もできるのだけれど。
お客様から、11歳の子供の鼻水とクシャミに『パブロンキッズかぜ微粒』を使って良いか尋ねられた。
主訴からすると、入浴させて温かい物を飲ませ、下半身を厚着させれば治るかもしれない事をお話した。
以前にも相談に応じたお客様で、「買わないことになるけど」と言われたけれど、不要な薬は買わなくて良いのです。
今回は予備にと、そのまま購入された。