お客様から『ルビーナ』(連珠飲)を求められたけれど、主訴は疲労とむくみで更年期障害と考えていることから、うちのお店には置いていないことと、適応するのは貧血傾向で動悸や息切れを伴う場合であることを伝えた。
すると『連珠飲』の適応しそうな症状は無いというため、さらに詳し く訊くと病院から『当帰芍薬散』と『桂枝茯苓丸』と『加味逍遥散』を処方されたことがあるものの、どれも今一つだったという。
また、『命の母A』は合わなかったというため、精神的な興奮が伴う場合に適応することと、同じブランド名の『命の母ホワイト』は肉体的疲労が大きい場合に用いることを説明した。
そして、うちのお店にある『ルビーナめぐり』(当帰芍薬散加人参)を提案したところ、病院で処方された漢方薬がまだ残っているというため、それらと『人参養栄湯』を併用する方法があることと、うちのお店には置いていない『婦人華』を紹介し、その処方内容は『当帰芍薬散』と『桂枝茯苓丸』を合わせた物であることをお話した。
今回は相談のみで、お帰りになった。
そういえば、どうして『ルビーナ』を試そうと思ったのかを聞きそびれてしまった。
中身が『連珠飲』であることは知らなかったみたいだから、ネットで見たのか人に勧められたのか。
もう少し、聞く姿勢を持つべきだったと反省(´・ω・`)
お客様が『新ルルA錠』をレジに持ってきたけれど、18歳の受験生で主訴は喉の痛みだけというので、勉強に差し障りの無いよう『ペラックT』を紹介しつつ、『新ルルAゴールドDX』と『ルルアタックEX』を案内したところ、お守り代わりの置き薬にという『新ルルA錠』の処方内容は痰を伴う咳に向いているため、他の物との違いを説明すると、「どうりで効かないと思った」と言われ、『新ルルAゴールドDX』を購入された。
効かなかった物を、どうしてまた買おうと思ったのか不思議だけど訊きにくい(^_^;)
受験生ということから、緊張感を緩和する『半夏厚朴湯』の事をお話してみたが興味は持たれなかった。
お客様が痔の塗り薬『ラナンキュラス』を購入されるさいに念のため症状を確認すると、患者は18歳の子供で出血は無いとのこと。
比較的炎症が強い場合に適応することを説明したうえで、お買い上げいただいた。
本人は恥ずかしがって病院に行きたがらないようだけれど、肛門から内側には痛覚神経が無いため痔は内側の症状が重いことがあり、今は日帰りでの治療が可能なので受診を勧めた。
繰り返すけど、痔は痛覚神経の無い奥の方で重症化している可能性があるから、表に出ている症状だけで甘く見ないようお気をつけ下さい。