夫婦のお客様が来店し、ご主人が喉が痛いということでスプレータイプを希望されたため、消毒系と抗炎症系があることを説明した。
詳しく訊いたところ、風邪で病院から処方されていた抗生剤を飲んでいたというため、体内が乾燥してる可能性をお話して、喉を潤すトローチタイプの抗炎症剤として『パブロントローチAZ』を案内したところ、お買い上げいただいた。
お客様がお薬手帳を持っていたことを褒めて、「是非他の人にも勧めて下さい」とお願いした。
ウオノメの薬を買いにお客様がいらして、薬を使うのは初めてで患部には痛みがあり、気がついてから3週間ほど経過しているというため受診勧奨した。
ウオノメに限らず急性の皮膚疾患を治すには、放置していた期間の3倍以上はかかると考えられるので、まずは現状を専門家の目で見てもらうのが重要ですと、お話した。
お客様がドリンク剤の棚で長考し行ったり来たりしていたので声をかけてみたところ、18歳の子供が微熱と頭痛を訴えているという。
『リポビタンD』に代表されるタウリン系は最後のひと頑張りに向いていて、『ユンケル』などの生薬系は成分が時間差で訊いてくるので、持続力を必要とする時に頼りになることを説明したところ受験生のため、何かの試験が明日あるということから、上半身の血流を良くする『葛根湯』を提案すると、薬は嫌がるというお話だった。
いやいやいやいや、ドリンク剤も医薬品ですからね。
現在は指定医薬部外品である『リポビタンD』 だって、 発売当初は純然とした医薬品だった訳で。
とはいえ、その試験は何日か続くというため、ドリンク剤で乗り切るより、しっかり体を支えて症状の改善を目指し『柴胡桂枝湯』を勧めると液剤を購入された。
液体だったらドリンク剤という認識で良いのだろうか。
まぁ、この場合は良いのであろう。
子供は食欲があるとのことだったが、体を休めるには内臓を休めるのも大事なことをお話したところ、本人はおかゆやうどんが好きでそうしているというので、「それは良いですね」と伝えた。