お客様が『イブクイック頭痛薬DX』を購入されるさいに「ロキソニンは無いですよね?」と訊かれたので、近くに取り扱っているドラッグストアーがあることと、イブプロフェン製剤でも代用できることをお話した。
用途を尋ねると頭痛だというので痛み方を確認しようとすると、「いいです」と帰られた。
ズキズキするタイプなら胃の不具合と関係があるから消化に良い食事をすることとか、締め付けられるような緊張性頭痛は体を動かす方が楽になるといったことを伝えたかったのだけれど、説明されるのが面倒だったのか、何か売りつけられると思われたのか……。
子供を連れたお客様が子供用の酔い止め『トラベロップQQ』を購入されるさいに、比較的眠くなりにくいことを伝えると、以前は酔わなかったとのお話があったから、成長期で体の仕組みが変わる時期には起こりがちなことをお話した。
乗る前には温かい物を飲食して胃の負担を減らし、乗ってからは冷たい物を飲んで胃の機能をわざと落とすと酔いにくいことを説明すると、子供は用途と冷たい物を欲しがるとのことだった。
経験で習得したということだろうか。
お客様が『トラベルミンR』を購入されるさいに、やや眠くなりやすいことを伝えると受験生の子供が使うそうで、以前は『パンシロントラベルSP』を使わせていて、眠くなったことは無いとのことだった。
まあ確かに、薬が必ず効くとは限らないように副作用の眠気も必ず現れるとは限らない。
ただ、やはり薬は本人が買うのが望ましいと思う。
お客様が『補中益気湯』と『人参養栄湯』を比較していたので声をかけ、前者は気力が湧いてこない時に、後者は貧血気味の疲労に向いていることを説明した。
お客様は以前に『桂枝茯苓丸』で肩こりが良くなったことがあり、疲労に『当帰芍薬散』を使ったこともあるそうだが、その時に効果があったかどうかは覚えていないとのことだった。
ただ、『桂枝茯苓丸』を勧めたのは私だそうで、残念ながら私の方も覚えていない(^_^;)
今回は、『人参養栄湯』を試していただくことになった。