お客様から『ロキソニンテープ』を求められたが、置いていないため鎮痛効果が高くて浸透力もあるジクロフェナクトリウム製剤を紹介したところ、症状は寝違えでインドメタシン製剤の『バンテリン』を使って効かなかったとのこと。
薬が強ければ良いというものではなく、浸透力はもちろん相性も関係することを伝えたうえで、ジクロフェナクトリウム製剤の『フェイタスZαジクサス』をお買い上げいただいた。
お客様が『グレランビット』を購入されるさいにヒアリングすると、ズキズキする頭痛と肩こりに連動する頭痛の両方だというため、原因と対処法がそれぞれ違うことを説明した。
ズキズキするタイプは胃の不具合と関係するから、食事は消化の良い物に切り替えることが必要で、運動すると症状が増悪してしまうため体を休めるのが最優先となる。
一方、肩こりと連動する頭痛は頭を締め付けられたり後頭部が重く感じる症状として現れ、原因は血行不良でもあるから軽く運動をしたり、『葛根湯』を服用して上半身を温めると良い。
午前中だけ頭重感や頭痛があるという人は血圧が関係すると考えられるので、『釣藤散』が候補になる。
夫婦のお客様から『イボコロリ』の場所を訊かれて売り場を案内すると、患者は奥さんで患部に芯があるウオノメのようなので、皮膚を柔らかくする液剤の『ウオノメコロリ』を勧めてお買い上げいただいた。
気がついてから三日目くらいとのことだから、治るのも早いと思われるが、長引くようであれば受診を検討するよう伝えた。
若いお客様が来店し『バファリンルナi』をレジに持ってきたけれど、用途が彼女の生理痛とのこと。
薬は指定されていないというため、専用薬を使ってみるのはどうかと提案した。
本人が常用している鎮痛薬を尋ねると、いつもは使っていないとのことで本人に電話で確認していただいたうえで『エルペインコーワ』を紹介したところ購入された。
頼まれ物の薬は、やはり本人と連絡を取れるということが一番大事である。