お客様が風邪薬の棚を見ていて『イブA』を購入されるので用途を尋ねたところ、英国に行くにあたって常備薬を選んでいたとのこと。
となれば鎮痛剤は向こうでも入手できるから、日本から持っていくのであれば入手しにくい薬を用意しておいた方が良い事をお話して、風邪と胃腸炎の両方に使える『柴胡桂枝湯』と、食中りの下痢に使う『正露丸』を紹介した。
すると以前に英国で風邪薬を買おうと思ったら、日本のような総合風邪薬は無くて症状別に薬を出されたそうだ。
なにしろ日本では総合の風邪薬を選ぼうとすると、必ずといってよいほど咳止めが入っているので、咳が出ていない段階では使うのに適さない。
幼児を連れたお客様から『クレベリン』を求められたけれど、小学生の上の子供がインフルエンザにかかり感染予防のためというので、ウイルスは空気感染はしないことを説明して、手洗いと手の触れるところの拭き掃除を徹底して、こまめな水分補給と室内でのマスクの使用を勧めた。
すると本日は、マスクのみの購入となった。
容態の急変に備えて患者の方の子供を目の届くところに寝かせて、下の子供を別の部屋に隔離するよう勧めたところ、上の子供は近くに寝かせているとのことだった。
子供部屋のある家だと、病気の子供を静かに寝かせてあげようと一人にしてしまいがちなので、良い対応。
やや高齢のお客様が『エクシブきわジェル』をレジに持ってきたけれど、用途が巻き爪になってる患部の匂いが気になるとのことだったため、『コラージュフルフル液体石鹸』で洗うか抗生物質を使うよう勧めたところ『テラマイシン』を購入された。
巻き爪は、今は痛くないそうだが自分で開こうとしたようなので、病院に行くよう勧めた。
夫婦のお客様が来店し、『リボビタンファイン』と『リポビタンフィール』を見較べて長考していたため声をかけたところ、寝つきが悪いというのでカフェインの入っている『リボビタンファイン』より、気持ちを落ち着けるとされるグリシンの入った『リポビタンフィール』の方が向いていることを説明した。
お客様はシャワー派だというため、入浴して体温が上がった後に下がる過程が入眠に必要なことを説明したうえで、シャワーだけで済ます場合は正面ではなく後ろで受け、髪や体を洗いながら少しでも長く首から腰にかけて浴びるよう勧めた。
閉店間際で私は他の作業に移ったため、購入したかまでは分からない。