常連のお客様が緑内障の疑いと診断され、友人は手術に10万円近くかかったと聞いて手術代が心配だというお話。
お金のことは医師も分からないだろうから、まずは病院の事務に問い合わせてみるよう勧めた。
また、本当に緑内障ということになると、市販薬を買うさいには気をつけなければならない薬があることを伝えた。
子供を連れた夫婦のお客様が来店し、ご主人が『パブロンメディカルT』をレジに持ってきたけれど、発熱はしたものの現在の症状は咳だけだというので、発熱により体内が乾燥していると考えられることを説明し『麦門冬湯』を紹介したところ、子供に処方された物が残っているとのことで、本日はお帰りになった。
家族に処方された薬の残りを使うというのは、私からは直接的には勧められないし良くないことでもあるが、ある物を使わないというのもモッタイナイ話。
もし残薬があるのであれば、その処置については調剤してもらった薬局の薬剤師に相談してみるのが良いだろう。
調剤薬局は病院で処方箋を発行してもらった時しか利用してはいけないと思い込んでる人がいるが、そんなことは無く、日常の健康相談にも応じてもらえる。
まぁ、午前中は処方箋の受付でてんてこ舞いかもしれないから、午後の落ち着いた時間のほうが良いかもしれないが。
それからお客様には、まだ胃が熱を持っているかもしれないので、消化に良い食事をするようにと勧めた。
子供を連れたお客様が来店し、『柴胡加竜骨牡蛎湯』を購入されるさいに、使ったことがあるか尋ねると初めてとのことで、使うのは自分ではなく、なかなか寝つかない子供にとのこと。
寝つきが悪いのは肝の働きが悪くなっていると考えられ、柴胡剤が適応するので選択としては合っていると云える。
ただ、子供が寝つかないことに親の方がイライラして、そのイライラが子供に伝わり寝つかないという状況も考えられるため、自身も一緒に服用するのを勧めた。
また、寝つきを良くする養生法として、「頭寒足熱」を勧めると逆にしていたと分かった。
ありゃん、 そっちの方が原因だったとすれば私の見立て違いかも(^_^;)
お客様から虫刺されの薬を求められ、庭の手入れで刺されたというためステロイド剤の入った『ムヒS液体』を勧めてお買い上げいただいた。
一方、『ムヒSクリーム』にはステロイド剤は入っていないので、薬は剤形が異なると内容も違うことがありますと伝えた。