食品の保存料を危険視する人の知識は古過ぎる状態で保存されている

 お客様が『バファリンルナJ』を購入されるさいに、子供の熱中症の頭痛にも使えるか質問され、使えるものの熱中症で頭痛となるとすでに重症化の兆候なので、頭痛薬を使うよりも水分を摂るだけでなく上半身に水を浴びるなどの対応も必要になることを説明した。
 子供は中学生とのことで、部活で近い状態になるというため、熱中症対策は本人にも伝えるようお願いした。
 うちの子供も陸上部で似たような経験があるのだが、知識の無い先生に任せておくと死ぬ危険がある。
 お客様がお帰りになってから、 脱水症状での頭痛には水分代謝を整える『五苓散』が使えること思い出した。
 鎮痛薬で質問を受けたので、うっかり忘れていた。

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 やや高齢のお客様がテーピングを購入されるさいにヒアリングしたところ、外反母趾に使うそうで、しかしそれ肩の痛みで通っている整形外科の医師には伝えておらず、外反母趾については整体に通っているという。
 確かに整体でも外反母趾の治療を扱ってはいるが、整形外科に通っていて医師に伝えていないというのは、医療の連携という観点からは好ましくない。
 お客様には整形外科の医師にも相談するよう勧めたうえで、肩の痛みは痺れ感もあるというため『疎経活血湯』を紹介した。
 お客様は若い頃に敗血症を患ったことがあるというお話をされ、そこから雑談へと流れて、コンビニやスーパーで売られているお弁当の保存料が心配と言われたので、それはもう30年以上昔の話と伝えた。
 昔も保存料にそんな危険な物を使っていた訳ではないけれど、現在でも使われるアスコルビン酸なんてビタミンCだし、消費期限は昔よりも格段に短く設定されており、1日に2回や3回も商品の入れ替えをしている現代において、保存料を心配する意味は無い。
 大手食品会社のパンが放置しても腐りにくいからと保存料が危険だと騒ぐ人もいるが、あれは工場での衛生管理の賜物で、街のパン屋のほうが早く腐るのは衛生状態が良くないだけのこと。
 そして街のパン屋で買うパンは、流通経路や経過日を心配する必要が無いから、過剰な衛生管理は必要無い。
 むしろ未だに騒いでる人の知識が、30年前から変わっていないとするのなら、その知識が腐らずに保存されてることに驚くばかりだ。

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