幼児を連れたお客様が『ベンザブロックS』をレジに持ってきたけれど、主訴は鼻水と微熱で咳は無く、家に『イブ』の無印があるというため、鼻炎薬との併用を提案した。
鼻水は昨日からで、花粉症が思い当たり、微熱は一週間前からある感じで夜に上がるとのお話だった。
微熱が続いているというのは心配な話なので受診勧奨をしたうえで咳止めの入っていない『PL顆粒』を紹介すると、そちらを購入された。
鼻水は積極的に温かい物を飲み下半身を温めると改善する可能性があるし、微熱の方も大病が隠れているのでなければ、体には何か熱を出したい理由があり、体の防衛機構を担っているのが腸なので、お腹周りを温めてその働きを整えれば改善するとも考えられる。
いずれにせよ病院を受診した時のために、熱を測ったら時間も一緒に記録しておくように伝えた。
最近の電子体温計には、体温を記録しておくメモリ機能があるけど、スマホで体温を写真に撮っておくと時間も記録されて体温の変化をアルバム機能で確認しやすい。
幼児を連れたお客様が『小児用マイフレンS』と『ムヒこどもかぜシロップ』を比較していたため声をかけてところ、主訴は発熱と咳とのことで、前者は咳が強い時に向いていることを説明した。
すると、病院からは座薬の解熱剤が処方されており、無くなりそうだから市販薬をと思ったそう。
高熱でなければ熱は出し切った方が早く治るし、市販薬も2歳以下に対応できる物があるとはいえ、病院の受診が基本であることを説明した。
連れている子供は湿った音の咳をしていて、素足に靴を履いていたので、下半身に厚着をさせるよう勧め、本日はお帰りになった。
家には上の子もいるというため、元気な子供の方を別室に隔離して、患者である下の子供は経過観察をするためにも、居間など目の届く場所で休ませるよう伝えた。