お客様から、中学生の子供が咳と痰に声嗄れを起こしているとのことで、『ダスモック』(清肺湯)で良いか尋ねられて適応はすると答えたうえで、咳の音が渇いた感じであれば『麦門冬湯』を、実際には痰が出ずに引っかかっている気がするだけならば『半夏厚朴湯』も候補になることをお話しした。
今回は『ダスモック』を購入され、神経的な緊張をほぐす『半夏厚朴湯』は受験生に向いていて、親も一緒に服用する方法もあることをお話ししたらウケた。
子供には、血流を良くして体内を潤すために温かい物を積極的に飲ませ、下半身を温めるよう勧めた。
お客様から、子供が口内炎で食べられないと相談をされたので、インスタントスープを提案したうえでレトルト介護食を案内したけれど、偏食で味が分からない物は食べないというため、栄養の補給にサプリメントを勧めると、それも味が分からないと難しいようだった。
そこで『inゼリー』を案内してみたところ、前に飲んだことがあって大丈夫とのことから、「エネルギー」と「マルチミネラル」をお買い上げいただいた。
ちなみに『inゼリー』の『マルチビタミン』は「小児は本品の摂取を避けてください。」と注意書きがある。
小児とは、日本では15歳未満と定義されている。
また、同様に妊婦や妊娠予定の女性は過剰摂取にも注意が必要。
子供は唇も荒れているというから、口に現れる症状は胃でも起きていると考えられることを伝えた。
養生法としては、しっかり入浴をして内臓を温め血行を良くすることである。
食事というと、どうしても固形の物でなければと考えがちだが、とにかく好きな味付けで具材そのものはペースト状にしても構わない。
むしろ、胃腸に負担がかからなくて良い。
最初にインスタントスープを提案した理由も、同じである。