薬と化粧品の区別がついていない患者さんは多い

 お客様が『葛根湯』を購入されるさいに、体を温めると悪くなる症状に使えないことを伝えた。
 例としては、喉が痛い時と咳がある時、そしてすでに発熱してる時である。
 喉の痛みは余計にヒリヒリしてしまい、咳は激しくなって、発熱していたらもう温める必要が無い。
 だからこそ、内臓が冷えてると出る鼻水や、血行不良の肩こりなどに向いていて、寒い日に薄着で出かけてしまった場合にも使えるから、家に置いておくより持ち歩くよう勧めた。

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 お客様から「手荒れの塗り薬を」と注文されたので売り場を案内すると、「いつも使ってるチューブのが無い」というため化粧品売り場にお連れしたところ、見つけたようだった。
 内容を確認するとビタミンAと素の入った物だった。
 一旦他のお客様の対応で離れて戻ってみるとまだいらしたので、手荒れへの対応は『ワセリン』などの油で表面を覆って水分の蒸発を防ぐのと、ヘパリン類似物質などで血流を良くして潤すのと、水分を捕まえておく尿素を使うのが代表的な三つの方法だと説明した。
 お客様はシャワー派だというため、皮膚の再生には体を温かく保ち、血流を良くすることが大事だから入浴した方が良いとお話ししたうえで、太い血管が通っている背中側にシャワーを浴びるよう勧めた。

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