やや高齢のお客様が、ご主人から『ルル』を頼まれたとのことだったのだが、どの『ルル』か覚えておらず、咳以外の症状は無いというため咳止めを提案し、体内の乾燥も考え『ブロン錠エース』を案内すると購入された。
頼んだ人の性格にもよるので、他の薬を提案するというのは、なかなかに難しい。
こう言ってはなんだが、奥さんに薬の買い出しを頼む男性というのは、得てして頑固で融通がきかない。
大抵は、本人が怒るからということで、そのまま買って帰られるのだけれど、今回みたいに正確な銘柄を覚えていないことが多いから、レシートを取っておいて未開封であれば返品に応じますよと伝えることにしている。
文句があるなら、自分で買いに来ればいいのに。
奥さんは母親じゃないんですよ( ´Д`)=3
おっと、話が逸れた。
お客様には、咳の症状は胃の不具合と関係することがあるので、しばらくは消化に良い食事をするよう申し添えた。
夫婦のお客様から『クレベリン』を求められたが、品切れであることを伝えたうえで、そもそも効果は期待できず部屋の消臭程度であることと、インフルエンザの対策には空間除菌なんて怪しい物を頼るより、手洗いをして手の触れるところの拭き掃除が有効なことを説明した。
知り合いの薬剤師さんからは、「頼りになる薬剤師と駄目な薬剤師の見分け方」として、『クレベリンステイック』を胸ポケットに入れてる薬剤師は知識不足のうえ情報収集力も低いって聞いた( ̄▽ ̄)