お客様が『ケラチナミンコーワ乳状液20』を購入されるさいに尿素入りの物で良いのか確認したところ、乾燥肌の痒みに尿素10%の物を使って効かなかったので、濃い物を選んだとのことだった。
入浴後にすぐ痒くなるとのお話で、41度くらいに入っているというため、それも原因と考えられるから、まずぬるめのお湯に入って追い焚きするよう勧めた。
熱いお湯に入るとビックリした血管がギュッと締まって、お風呂を出た時には今度はドッと血液が流れて、その摩擦により血管内が炎症して痒みとなるからだ。
お客様には他に、皮膚の保湿の方法としては大きく分けて三つあることを説明した。
水分が蒸発しないように表面を油で覆う『ワセリン』を塗るのと、血流を良くして潤いを保つヘパリン類似物質を使うのと、今回のように尿素を使い水分を皮膚の中にガッチリと捕まえておく方法である。
今回、擬音が多いな(笑)
『ピアソンHPクリーム』を購入されるお客様にヒアリングしてみたところ、肩が痒くて掻きすぎてカサブタになっているというため、血が出ている患部に塗ってしまうと血が止まりにくくなることを伝えた。
別にそれで失血死する訳ではないが、いつまでも出血が続いて服を汚してしまうことはあるので注意が必要。