お客様から『タクトL』を求められたけれど、置いていないためヒアリングしたところ、塗った後に粉っぽさでサラサラしているのが好きというので、それは酸化亜鉛と考えられることを説明して、似た処方の『テオドランホワイトL』を紹介したところ、お買い上げ頂けた。
市販薬を買う時は特定の銘柄を足で探すより、似た処方をチョイスした方が苦労が少ないので、成分表示を取っておくように勧めた。
お客様が『アレグラFX』をレジに持ってきたさいに使用経験を確認すると、「テレビでやってるやつでしょ?」訊き返されて、使ったがことがあるか分からなかったので説明しようとしたところ、別な30代の夫婦が割り込んできて『パブロンSα』を差し出された。
どうして割り込んでくるのか、その神経が分からない( ´Д`)=3
前のお客様は少し待っていただけるようだったので、仕方なく鼻と咳の症状を尋ねると、置き薬にしたいとのことだったが、現在の症状は鼻炎だけというため『パブロン鼻炎カプセルSα』を提案したら、変更となった。
待っていただいたお客様には、『アレグラ FX』は『アレジオン』などと同じように予防薬として使うのが効果的なことを説明しようと、「病院で処方される場合は(そう服薬指導されるそうです)……」と言いかけたところ、「病院には行かないから」と言われた。
何かを説明しようとすると、必ず割り込んで返事をされる。
この辺は、さっきの夫婦と変わらない気がする(^_^;)
改めてお客様に、花粉と反応させないようにするための薬なので、花粉が飛んでいようが飛んでいまいが、毎日欠かさずに服用するのが効果的なことを説明した。
雨が降っているからと服用を中止してしまうと、元も子も無くなってしまうんである。
もし症状がすでに強く出ている場合には、一旦中止して他の鼻炎薬で症状を抑えてから戻すか、点鼻薬や目薬と併用する方法も教えた。
それから花粉症は、花粉だと誤認して体が攻撃してしまうから起きるので、敵ではないと正しく認識させる必要があることをお話しした。
そして敵味方の識別をしているのは腸だから、腸の働きをサポートするのが良い。
具体的には胃腸に優しい食事をして、お腹周りを冷やさないよう下半身に厚着をしたり、お風呂は長めにゆったりと入ることである。