お客様から、化粧した後の目頭のかぶれの相談受け、目のきわに使える市販の塗り薬は無いため、痒み止めや抗炎症成分の入った目薬を塗る方法を提案し、また、化粧する前に『ワセリン』を薄く塗ってみてはとお話した。
するとドライアイの相談も受け、『なみだロートドライアイ』と『養潤水』を案内したところ後者を『サンテAL』と一緒に購入された。
そして目薬を点したら、すぐに目を閉じて少し下を向き、1分以上はそのままにするよう伝えた。
顔を起こしていると目薬は鼻腔へと流れ込んでしまうし、瞬きをすると睫毛に持っていかれて、目元から溢れた分をティッシュで拭き取ると吸われてしまってモッタイナイ。
1分以上目を閉じてるというのも短い方で、本当は5分ぐらい閉じているのが望ましい。
お客様から口内炎の薬を尋ねられたので、塗り薬やパッチタイプには炎症が強い場合に用いるステロイド剤と、痛みが弱いか日が経っている場合には皮膚の再生を促す薬とがあり、飲み薬という選択も考えられることを説明した。
お客様は3日ほど前から症状が現れ、就職して働き始めでストレスを自覚しているというため『半夏瀉心湯』を紹介したうえで、塗り薬を希望されたことからステロイド剤の『オルテクサー』を勧めて、お買い上げいただいた。
皮膚の材料ともなるビタミン剤を買うには予算がないということから、断面を切ると色の濃い緑黄色野菜を積極的に食べるように勧めた。
口内炎では野菜の身が大きいままだと食べにくいだろうから、細かく切って一旦凍らせてからコンソメの素でスープを作り、その中に野菜を入れる方法を教えた。
一旦凍らせることで野菜の細胞が破れ、あまり煮込まなくてもスープの味が染み込むから、ビタミンが熱で壊される心配が少ない。