お客様が『ペラックＴ』と『コルゲントローチ』を購入されるので併用するのか確認したところ、前者は自分で後者を親が使うとのことだった。
『コルゲントローチ』は消毒系なので、もし喉の痛みが明確であるのならば抗炎症剤の入った『パブロントローチAZ』の方が向いていることを伝えた。
一方、『ペラックＴ』に入ってるトラネキサム酸は美容に良いとされていることや、反対に血液をサラサラにする薬を服用してる人は注意が必要なことをお話した。
直接は関係しない話も、興味を持ってもらえれば次の相談につながるかもしれないので。
お客様には、「立ってる店員は使って下さい」と伝え、「裏話が聞けるかも」とも付け加えた。
若いお客様から防虫のコーナーで声をかけられ、近くに他のドラッグストアーがあるか尋ねられたので理由を訊いたら、『バルサン』を探していると分かったため売り場を案内した。
同じ防虫の薬でも、医薬品とそうでない物とがあり、『バルサン』や『アースレッド』は医薬品のくくりなので、売り場が別なんである。
『バルサン』をお買い上げいただき、卵には効かないので２週間後にもう一度焚いた方が効果的なことをお話したところ、引越しで入居する前というため見取り図を見せてもらい、購入していただいた２個で充分と伝えた。
お客様からお礼の言葉をいただき、住み始めたら来年は２月頃を目安に早めに焚いた方が良いことを、お話した。
燻煙剤はゴキブリを倒すだけではなく追い出すこともできるので、それはつまり近所が先に焚くと自分の家に逃げ込んできてしまうかもしれないからだ。
ゴキブリ退治は、いわば早い者勝ちなんである。
お客様から奥さんの汗疹(あせも)の相談を受け、患部が顔というためパウダーの入っていない『ユースキンあせもクリーム』を案内して、お買い上げいただいた。
パウダー入りの方は、脇の下とか擦れるところに向いていて、塗ると白くなるから。
奥さんはシャワーのみだというので入浴を勧め、汗疹の原因は汗腺の目詰まりによる炎症と説明した。
汗をかくのが汗疹の原因と考えて入浴をしない人がいるけれど、入浴して温まることにより汗腺を開くことと、入浴後に汗を出すことで汗腺の詰まりを取り除くから入った方が良いのだ。
