お客様が、のどスプレーを購入されるのでヒアリングしてみたところ、ご主人からの頼まれ物とのことで消毒系と抗炎症系があることを説明した。
消毒系は喉を守る菌も倒してしまう事をお話ししたところ、夜中に喉が乾燥するようだというので、それだと抗炎症系も適さないと考えられ、枕元に飲み水を置いてみてはと提案した。
もしくは、患部を潤すために現代薬では『ストナ去痰カプセル』を、漢方薬には『麦門冬湯』があるので紹介した。
本日は一旦、お帰りに。
詳細が分からないから、本人に来ていただけると良いのだけれど。
お客様が『龍角散ダイレクト』を購入され、声枯れに使っていて毎年同じ時期になるというため、季節の変わり目による気温の変化によるストレスで胃炎を起こしている可能性もあることを話した。
先のお客様のご主人も、もしかしたら喉の乾燥感は体内が温度調節しようとして上手くいってないのが原因かもしれない。
昼間温かくて夜冷えるとか、一日の中で気温の変化が大きくなると、身体は温める方に頑張ろうとする。
でも、人間の体は機械ではないから都合良く必要な部分だけを狙って温めるということができず、余計なところに熱が篭もってしまったり炎症を起こしたりしてしまい、それが症状となって現れる。
対策としては、身体に「無理して温める必要は無い」ことを教えてあげること。
積極的に温かい物を飲食し、入浴できるのであれば入り、入浴が難しければ太い血管の通っている背中側にシャワーを浴びて、上は薄着をしても下半身は保温できる服装にする。
そして今回は、炎症している患部を食べ物で刺激するのを避け、胃が悪くなっている場合を想定して、噛まずに済む食事をと勧めた。
若いお客様が風邪薬や鼻炎薬の棚を行ったり来たりしていて、ドリンク剤を購入されるのでヒアリングしたところ、季節の変わり目に体調不良になるというため、『ヒストミンゴールド液プラス』を紹介した。
内臓が疲れている場合にカフェインが入っている物は、興奮作用で無理をさせるだけなため、ノンカフェインのうえ胃腸の働きを助ける物の方が適している。
また、気温の変化の影響を受けやすいのは胃腸と肝臓でもあるので、働きを下支えする『柴胡桂枝湯』を紹介した。
すると『葛根湯』を使ったことがあるというため、上半身を温めて血流を良くするものの、胃に負担がかかることを伝えた。
やはりこうして、患者さん本人に来店してもらえると深くヒアリングできて良いなと思う。
そしたら実は、お客様の親が薬剤師だそうで、「勉強になった」と言われた。
ズゲッ!?
なんという後出しΣ(´∀`;)
恐縮です。