お客様が『イブクイック頭痛薬』を購入されるさいに、鎮静剤が入っているので車の運転などには気をつけるようにと伝えたら怖がられてしまい、急に眠くなるという物ではありませんとフォローした。
ただ、判断力が鈍る可能性はあるので、咄嗟の操作が必要となるような車の運転は避けた方が良いことは変わらない。
怖いようであれば、鎮静剤の入った鎮痛剤を選ばないのが一番だと思うのだけれど、あまり知られていないのが現状。
無印の『イブ』なら鎮痛成分だけだし、『バファリンルナi』も2種類の鎮痛剤に薬効を高めるカフェインを加えた物だから鎮静剤は入っていない。
そもそも鎮痛剤も、症状や用途によって使い分けがあるので、店頭で相談してもらいたいところ。
若お客様が『ヴィックスドロップ』をレジに持ってきたさいに、現に喉が痛むようであれば、炎症を抑えるためのトローチなどもあることを伝えたところ、商品を棚に戻してお帰りになってしまった。
ウザいと思われたか、何か他に買わされると思ったか。
目的が分からないから、案内しただけのつもりなんだけど(;´・ω・`)=3
お客様が『パブロンせき止めS』をレジに持ってきたが、1ヶ月くらい前から咳が続いているというため、咳止めの成分の副作用で咳になっている可能性を説明して、非麻薬性成分の咳止めが入っている『プレコール持続性せき止めカプセル』と、上半身を潤して咳を止める『麦門冬湯』を紹介した。
多くの咳止め薬や総合風邪薬に入ってることの多い麻薬性の咳止め成分は、中枢神経を抑えて呼吸を弱くすることにより咳を止める。
いわば体の機能を落して咳が出ないようにしているので、保水する機能も弱まって体内が乾燥しがちになり咳の原因となってしまうのだ。
咳止め薬や総合風邪薬を使っていて3日以上咳が続くようであれば、いったん服用を中止して相談してもらいたい。
今回は『麦門冬湯』をお買い上げいただき、咳と胃の関係をお話して、体には炎症したい理由があることも説明した。
身体は炎症することによりウイルスなどの外敵と戦ったり、血流を良くして壊れた患部の修復を図る。
そのさいに内臓も熱を持ち、例えば胃炎を起こすと胃に覆いかぶさっている肺が乾燥して咳となる。
『麦門冬湯』自体も生薬構成は胃薬に近く、胃を治すと咳も治まるという考え方なのだ。
そして、冷たい物を飲食すると身体の方は「もっと頑張って炎症しなきゃ」と、さらに熱を出してしまう。
だからお客様には、温かくて消化に良い食事をするよう勧めた。
そうすれば、身体も余計な炎症をやめてくれるし、胃が正常になれば咳も落ち着くはずである。