以前に、高齢の母親の便秘の相談を受けたお客様から、今度はお姉さんの咳と声嗄れの相談を受けた。
といっても、お姉さんはアメリカの都市部で大学の講師をしており、学生から風邪を移されるのか、よく風邪をひくという。
現代薬は現地で入手できるため、漢方薬をとのリクエスト。
都市部とはいえ、緯度的に環境は北海道に近いそうな。
ううん、アメリカには短期ホームステイしたことあるけど、行ったのはテネシー州の片田舎だったから、まったく参考にならない。
北海道というと、やっぱり乾燥?
『麦門冬湯』と、声を使う仕事だろうから『響声破笛丸』を案内して、お買い上げ頂いた。
あと、風邪の予防に『柴胡桂枝湯』も案内しておいた。
高齢のお客様から風邪の相談を受けたけど、耳が遠いため対応は娘さん。
こういう場合、子供相手の時もそうなんだけど、説明そのものは本人に向かって話しかけるべきなのか、間に立つ人にするべきなのか迷う。
心理学の講習会では、あくまで本人に向かってと教わった。
でも、間に立つ人によっては、なんで自分に向かって言わないんだとか思われそうで……。
とりあえず今回の主訴は、喉の痛みと痰と鼻水とのこと。
そして、『ルルアタックEX』と『新ルルAゴールド』をレジに持ってきて、その比較を質問された上での風邪の相談。
しかし詳しく症状を尋ねてみると、症状が現れてからすでに4日も経過しているというから、どちらも適応外である可能性が高い。
鼻水については垂れてくるほどではないようだから、体内の乾燥を緩和するために『麦門冬湯』を勧めてみた。
それと、買い物カゴには『ルル滋養内服液』と『ルル滋養内服液ゴールド』が入っていたので、用途を確認すると栄養剤として使おうと思っているというので、大棗の入っている後者の方を勧め、『麦門冬湯』と一緒にお買い上げ頂いた。
やや高齢のお客様が、『苛性ソーダ』を求めて来店したけど、劇物の取扱をしていない事を説明した。
いずれにしろ取扱店でも、購入時には印鑑が必要な事を説明をしたら驚かれた。
用途を尋ねると、オリーブの実のアク抜きに使うそうで、ネットでレシピを見たらしい。
そういう使い方があるとは、知らなかった。
レシピを書いた人も、入手に関して注意ぐらい添えておけば良いのに。
とりあえず目的はハッキリしているし、他のお店を探して回るのも大変そうだし、近所のドラッグストアーに電話で問い合わせてみたところ取り扱っていると分かったため、お客様をそちらに案内した。
近所の店舗さん、あとヨロシク( `・∀・´)ノ
現地で受診されるのが自然ですよね。どうも日本人はなんて言われたくないもんです。中国人街、韓国人街はありますが日本人街がないのは幸いです。
オリーブの実の、あくに興味がありますね。