やや高齢のお客様が『新緑水b』をレジに持ってきたけれど、主訴は目ヤニで朝方になり、しかし痒みや炎症は無いというため抗炎症成分などは入っていない『養潤水α』を提案し、しょっちゅう使うのであれば塩水で目ヤニをふやかす方法もあるから価格的にリーズナブルな『ソフトサンティア』を紹介した。
本日は『養潤水α』に交換となり、目ヤニは加齢によって自分の瞼に反応している可能性を伝えた。
つまりは体の防御反応で、目に垂れてきた瞼を異物と誤認し追い出そうとして目ヤニが出てしまうのだ。
それはまた、防御機能が正常に働いている証拠でもある。
お客様から冷却シートを求められ、売り場を案内したさいに誰か発熱しているのか尋ねると、病院には行って薬をもらってると言われたので、何か売りつけられると警戒されてるのだろうと判断し、体温が38度を超えるようなら水枕をとだけ伝えた。
薬ではないから、そのまま買ってもらっても構わない商品ではあるが、あくまで冷たく感じるだけであることを知らない人は少なくない。
これまでにも、熱中症対策に使おうとする人、ヤケドに貼っていた人、捻挫で氷水の代わりにと求める人などに遭遇しているから油断できない。
気化熱を利用しているから外気温が暑ければ熱中対策には能力不足だし、ヤケドは流水で30分以上冷すのが効果的だし、捻挫で冷すのは痛みの伝達物質の生成を抑えるのが目的なので患部の感覚が無くなるレベルに冷やさないと意味が無い。
やや高齢のお客様が『リポビタンDスーパー』の常温を購入され、その場で飲まれたので体への吸収の点から「冷やさずに常温で飲むのは良いことですね」と伝えると、これから飲み会に行くというお話だった。
何故、栄養ドリンク?
どうして、タウリン系?
カフェインにアルコールが合わさって、体がビックリしてしまうのではと心配になる。
二日酔い対策なら、アルコールの分解に必要な水分を先に補給しておくという手があるし、アルコールの吸収を遅らせるのが目的とすれば牛乳の方が良いだろう。
先日に『キャベジンコーワα』から『セルベール』に変更されたお客様が来店し、昨日と今日に服用したら症状が改善したとのことだった。
使ってみてどうだったか教えてもらえると、個人の感想とはいえ、すべての薬を自分で試すことは出来ないから助かります。
そうお礼を伝えたうえで、薬には体との相性も、症状との適応もあるので、いつも同じ薬が効くとは限らないことを伝えた。
夫婦のお客様が『新コンタックかぜ総合』と『ロート抗菌目薬i』を購入され、後者についてヒアリングするとご主人が目が充血していて痒みもあり結膜炎のようなので、適応すると伝えた。
風邪をひいて発熱するのと同様、菌に対抗するためには体温を上げるのが効果的なので、入浴をしているか尋ねるとシャワー派だというので浴び方を教えた。
背中側に太い血管があるから、少しでも長く浴びるために髪や体を洗っている間は背中側に浴びると良い。
でもやっぱり、湯船に入れる環境ならば入ったほうが確実ではある。