子供を連れたお客様が『ムヒこどもせきどめシロップ』と『浅田飴子供せき止ドロップチ』を見ていて、子供が湿った音の咳をしていたため気にかけていたところレジに来て「この2つが良い」とママ友から聞いたと相談された。
そのママ友の子供はどんな咳をしていたのかを尋ねると「分からない」というので、人から薬を勧められても症状や体質など条件が異なることを説明した。
今回は『ムヒこどもせきどめシロップ』を勧めつつ、子供は入浴させずシャワーで済ませており、理由が節約のためとのことから、湿った音の咳は内臓が冷えていることが原因と考えられ、体を温めると軽減する可能性をお話しすると今回は取りやめとなった。
子供が湿った音の咳をしていたことには、気がついていないようだった。
入浴するのが一番ではあるけれど、シャワーの場合は太い血管の通っている背中側に集中的に浴びると血流が良くなり、体が温まることを教えた。
家族連れのお客様が来店し、『新コンタックかぜ総合』をレジの持ってきたけれど、患者は8歳の子供で、体のだるさと発熱はあるものの咳は無いというため解熱剤を提案すると、家に『バファリンルナJ』があるというので先に使うよう勧めたうえで、体力の維持に『柴胡桂枝湯』を紹介したところ粉は本人が飲めないということから、漢方薬つながりで『葛根湯』の錠剤も案内した。
すると、お客様が本人に確認して『葛根湯』に変更となった。
上半身を温める『葛根湯』は、体がだるい時には向いていないものの、咳は無いので使えると判断した。
基礎体力がある子供ならば、血流が良くなってだるさが解消される可能性もある。
お客様には、本人を連れてきてもらえるとヒアリングができて良いことを伝えた。
もちろん寝込んでいたら話は別だし、もし子供を家に置いてくる場合には連絡を取れるようにしておいてもらえると助かる。
そしてお客様には、体を休めるのは内臓も含めてとお話して消化に良い食事にするよう勧めた。
お客様が『パブロンキッズかぜ錠』をレジに持ってきたけれど、8歳の子供の症状は発熱のみというので解熱剤を勧めて『バファリンルナJ』に変更となった。
風邪薬は、解熱鎮痛剤・鼻炎薬・咳止めの全部入りで、体の方は起きていない症状の成分も処理しなければならず、それにより無駄に体力を消耗して風邪が進行してしまう可能性があるから、起きている症状に絞った薬を選んだほうが良い。
また、ぐったりしていなければお風呂に入って自力で発熱するエネルギーのロスを減らした方が体力の維持につながることを伝えた。