若お客様から眼精疲労にいつも『ナボリンS』を使っているものの、今回は効かないというため薬を使うよりも、目の周囲を温めることを勧めたところ、家に『めぐリズム』があるのにまだ使っていないとのことだった。
いくら栄養を摂っても行き渡らなければ意味が無く、栄養を運ぶ目の周囲の血管は細いので、血管を開くためにも細胞を活性化させるためにも、温めるのは手軽な養生法。
まず『めぐリズム』を使ってみることと、補助として『スマイル40EX』を案内したところ、お買い上げいただいた。
入浴はしているそうなので続けるよう勧め、目薬は点したら目を閉じて少し下を向き1分以上、できれば5分はそのまま静かに行き渡るのを待つようお話した。
目薬を点したあと、顔を上に向けたままにしていると薬液は目の裏側から鼻へと抜けていってしまうし、瞬きをすると睫毛に持っていかれ、目から溢れた分をティッシュに吸わせてしまっては目に残るのがほんの僅かになってしまう。
高齢のお客様から、ご主人の疲れ目の相談を受け、本人は価格の高い目薬を望んでいるとのことだったけれど、効き目が良いとも限らないことを説明した。
デリケートな目に使える成分はガチガチに規定が決まっているから、新発見の素晴らしい成分が採用されることはまず無くて、既存の成分の組み合わせや濃度を買えただけに過ぎない。
もっとも、濃度の濃い物から試してみるという選択はあるし、同じ組み合わせで濃度の濃い物に乗り換えるという考え方もある。
病院では、神経細胞や血液細胞の働きを助けるビタミンB12が処方されることが多いとお話したところ、『ソフトサンティアひとみストレッチ』をお買い上げいただいた。
それから、目の周囲を温めて血流を良くするのが効果的と伝えたところ、『めぐリズム』も購入された。
お客様が『スマイル40EX』を購入されたさいに目薬の使い方を教えたところ、一旦お帰りになってから戻ってきてアルコール頭痛に用いる『アルピタン』について尋ねられた。
水分代謝を改善する漢方薬の『五苓散』であることと、二日酔いの原因はアルコールの分解に体内の水分を多く使うのにアルコール自体に利尿作用があり脱水症状を起こすからと説明し、気圧頭痛に適応する『テイラック』も同じ薬として紹介した。
また、熱中症や乗り物酔いなど応用範囲が広いことも伝えた。
これは、人間の体の50%以上が水で構成されていることとも関係している。
だからといって水を多く飲めば良いという話ではなく、適切に補給し、余分な水を排泄することが必要で、『五苓散』は調節するのを助けてくれる。