お店に置いてある薬の種類は限られているので、適応しそうな薬を知ってるのは店員です

 お客様が『ノーシンピュア』を購入されるさいに、鎮静成分が入っていて良いか確認すると、よく分かっていないようだったため運転などに注意が必要なことと入っていない鎮痛剤もあることを説明した。
 急いでる様子だったので、鎮痛剤にも得手不得手があるとだけ伝えて打ち切った。

 お客様が鎮痛剤の棚と漢方薬の棚を見ていたので気にかけていたところ、その後も店内をぐるりと周っていたので案内を申し出た。
 主訴は、ふらつく目眩(めまいと)と頭痛で、他に薬を使っておらず持病も無いそうで、吐き気もしないとのことから血圧の影響を考えて『釣藤散』と鎮静剤を合わせた『奥田脳神経薬』を案内して、お買い上げいただいた。
 本当は『釣藤散』があれば良かったのだけれど、うちのお店では取り扱いをやめてしまった。
 お客様はシャワーで過ごしているものの、湯船に入ろうと思えば入れるというので入浴を勧めたうえで、シャワーで済ます場合には太い血管と太い神経の通っている背中側に浴びるようお話した。
 それだけでも血流が良くなり身体を巡りやすくなるし、シャワーの刺激がマッサージ効果となって神経がリラックスする。
 症状は2~33日前からだそうなので、天候がクルクル変わり気圧の影響かもしれない。

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 お客様が総合風邪薬の『プレコール持続性カプセル』を手に店内をウロウロされていたので気にかけていたところ、胃薬の場所を尋ねられ案内しながらヒアリングすると、ご主人が喉の痛みと胃痛を訴えているとのことだった。
 胃痛は空腹時にお臍の少し左側が痛むようで、普段はよく食べるというため鎮痙剤の『ブスコパン』は避けて、胃壁を保護する『スクラート胃腸薬』を勧めた。
 そして喉の痛みに総合風邪薬は、咳止めだの鼻炎薬だの余計なものが入っていて身体に負担になるだけと説明し、抗炎症成分の『ペラックT』と、せめて風邪薬から咳止め成分を抜いてある『PL顆粒』を案内したら、家にはかかりつけ医から処方された『ロキソニン』と『ボルタレン』があるというので、使って良いか調剤した薬局に問い合わせるよう勧めた。
 本日は、『スクラート胃腸薬』と『ペラックT』に、『PL顆粒』も購入された。
 喉の痛みは風邪とは限らず胃炎から来ているかもしれないため、消化に良い食事をとお話した。

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