お客様から『アレジオン』の試供品を求められ、お渡しするさいに使用経験を尋ねると、以前に病院から処方された事があるものの、毎日の連用が効果的なことを知らなかったようだった。
『アレグラ』もそうだが、アレルギーを発症させないのが目的の薬なので、症状が起きてから服用しても効果が発現するまでに日数がかかり、花粉症の場合には雨などで花粉が飛んでいなくても毎日欠かさずに飲むのが望ましい。
そういう意味では、試供品を服用しても効果は感じにくく、試すのは飲んで具合が悪くならないかの方である。
お客様から、花粉症に「眠くなりにくい飲み薬を」と要望され、『アレグラFX』と『アレジオン』を案内したけれど、すでに発症しているというため予防薬として使うのが効果的なことを説明し、点鼻薬や目薬を併用するか、先に『パブロン鼻炎カプセルSα』などを使って症状が軽減してから乗り換える手もあることをお話した。
就寝前に1日1回という点で『アレジオン』を選ぼうとしたところで、花粉は1日に午前中と午後の2回舞うことをお話すると『アレグラFX』を購入された。
そして、腸が身体の防衛機構を担っており、腸の働きが悪くなると敵ではない花粉を敵と勘違いして攻撃してしまうのが花粉症なので、お腹周りを入浴や厚着で温め、食事は消化の良い物にするよう伝えた。
お客様が『ロートCキューブマイルド』を購入され、使うのは子供のようだったので、目薬の点し方を子供に向けて重点的に説明した。
目薬を点して瞬きをしてしまうと睫毛に目薬が持っていかれて、顔を起こしたままだと目薬は目の裏側から喉へと流れてしまい、目元からこぼれた分をティッシュで拭き取ると毛細管現象により吸われすぎてしまう。
目薬を点したら、静かに目を閉じて少し下を向き、最低でも1分間、できれば5分間は目薬を閉じ込めておく。
子供を連れたお客様が来店し、子供がプロテインゼリーを手にして親にねだり、親が商品を戻そうと場所を探してる様子だったので受け取り、玉子でも充分なことを伝えたけれど、子供には悪かったかもしれない。
ごめんね(^_^;)
そしてお客様が、『プレミアムバファリン』を見ていて購入するのが『バファリンルナi』だったのでヒアリングしたところ、こちらを以前から使っていたとのことで『バファリンプレミアム』には鎮静成分が入っていることを伝えたけれど、用途は教えてもらえなかった。
鎮静成分は、気持ちを落ち着けるのが痛みを抑えるのに役に立つ一方、脳の認知機能を低下させてしまうから自動車の運転などができなくなるし、使用する回数が多いと飲んでいないときにイライラすることが考えられるため、避けるに越したことはない。